2年

 

基本的にマイナスなきもちになっているときに文章を書きたくなる性分らしい。

多分少しでも感情を整理したいから。

 

Aぇ! groupを、大晴くんを好きになって、応援するようになってからちょうど2年が経った。

2年前の4月14日。わたしはグローブ座にいた。

友だちとノリで申し込んで思いがけず当選してしまったチケットを持って、初めてのジュニアの現場だった。

行くことが決まってからもずっと、こんなはずじゃなかったんだ。と思いつつきっと、絶対に、運命だったんだと今でも思っている。

 

WESTを応援し続けることに限界を感じていてよそ見をしたかったとき、凄いタイミングだった。一瞬で目を奪われてずっと目を離せなかった。無我夢中で目で追っていた。

浮き足立ってごはんを食べに行ったしごはん中もずっとにやにやしてフライヤーを広げたり閉じたりしてた。あの日、本当に地面から3cmくらい浮いていたと思う。

 

1周年も特別な日で、今年だってあの瞬間に想いを馳せて過ごすつもりだった。そうなると勝手に思い込んでいた。あの報道が出るまでは。

 

あの報道が出た日から完全にわたしの時間は止まってしまった。ずっと怒っていたし呆れていた。どこかで信じたくても信じれない自分がいた。もうこんな思いをするのは二度とごめんだと思ってる。「少しでも謝罪の言葉を綴ってくれたら、今まで通り応援しよう」そう気持ちに折り合いをつけるところまではいったのになかなか連載も更新しないしもちろんテレビでは何も触れられないし、いつまでもウジウジしてる自分がとてもダサく思えて、もう無になってしまった。なにも思わない。ずっと楽しみにしていた女性誌も発売日から本屋さんをハシゴしては表紙をただ眺めてその場を立ち去って、ステージ誌を開いてAぇ! groupのページをみても久しぶりにみる6人なのに1人知らないひとが写っていた。他の5人は認識できるのに。「これは誰?知らないひとだ」と脳が認識した。

許すとか許さないとか、そういうのはこちらのエゴであるだけで当人には全く関係がないしわたしがファンを辞めたところで母数が1減るくらいきっと大晴くんにとっては痛くも痒くもない。ただ、わたしから大晴くんの存在がなくなるのはかなり大きい。

好きになったのも応援していたのも自己責任で勝手にやっていたことだと思っているけどそういうにはあまりにも虚しい。でも今のわたしは大晴くんをみても何も思わないし楽しくもない。娯楽なのに。全くWin-Winじゃない。なので、これからきもちが戻るか戻らないか全くわからないけどきもちの赴くままになればいいと思う。こっちだってすきにさせてもらうよ。

 

まさかこんなことになるなんて思ってなかった。