溺れる

 

何度目かわからない、溺れるナイフをみた

2:25

 

わたしの中で本当に本当に特別な作品。

あの1件があって、わたしの中の1人が死んでしまった。確実に。

 

惨めな毎日。ずっと脳内でコウちゃんの「痛々しいてお前の顔ようみとられんわ」が繰り返さる。

わたしはいつだって夏芽になりたかった。

なれないとわかっているのに。

1点の曇りもない夏芽に。

 

コウは本当に夏芽のことを心の底から好きで、大切にしていて特別な関係だと重ねるたびに思う。めちゃくちゃ愛している。眩しさ。

 

大友くんのもどかしさ。やさしさ。やさしすぎる故の切なさ。

一生コウには勝てない、とわかっている。

もう一生大友をフラットにみれない悲しさ。

1回だけだけど色目なしでみれて良かった。

特別な存在。

 

これから自分がどうなるのか、どうするのかわからない。許せるのか許せないのか。許すことはないかもしれない。

 

わからない